自動車保険配布スキンパーツ1 カナダと隣国

今日、息子のケンタは、大事をみて 一日学校をお休みした。
他の州のことは知らないけど、風邪を引いていようとなかろうと、-10℃くらいだったら、学校の休み時間、子供たちは外で過ごさなければならない。
今朝、息子の様子を見て、学校へ行かせようと思った。で、休み時間を中で過ごさせてもらうように、先生に一言メモを書こうと思ったら、二人に言われた。
「風邪を引いていても、休み時間は外で過ごさなきゃいけないんだよ」

… ナンセンス

でも、仕方がない。それがカナダ。
そんなんで、今日 ケンタは学校を休んで、一日中 ベッドの上で本を読んで過ごしていた。

今日の本題。
じゅるりんの日本語学校での大親友のお母さん、緑さんと土曜日、色々とお話をした。
緑さんのご主人は、カリブの島のご出身で、ご主人のお母さんがアメリカのグリーンカードを取得された際に、ご主人がお母様のスポンサーで、グリーンカードを申請したらしい。それが、2001の9.11の前後だったらしい。その後、なんの音沙汰もなく10年近い月日が過ぎ、今年になって、その申請のプロセスが進みはじめた。早ければ、年内にもアメリカへ引っ越すかも!

そんな話を緑さんから聞いた。私はかなりショック。。。
緑さんの娘さんとじゅるりんは、本当に仲良し。土曜日はいつも一緒。お弁当のときも、休み時間も。きっと、この話をしたらじゅるりんはショック受けるだろうな。。。
そんな風に思いながら緑さんの話を聞いていた。
でも、当の緑さんは、どうも浮かない表情。

「でもさー、私 あまり行きたくないんだよね、アメリカ。確かにカナダよりも物は豊富だし、物価は安いっていうけど、医療保険のことや教育のこととか考えるとね。。。やっぱりカナダのほうがいいよ」

全くの同感。

カナダの税金は非常に高い! そして、物価も高い! 働いても働いても税金で持っていかれて、本当に貯金ができない。
住宅ローンの利息は日本の何倍もする。車も高い、自動車保険も高い。大都会は公共交通機関が発達しているけど、そこから一歩外にでると、車がないと不便。最近はガソリンも高い。

私の古い知人もそうだけど、IT関連の技術者、医者なんかは、ある程度 国内で経験をつむと、アメリカへ行ってしまう。給料がいい、税金が安い、住宅が安い、物価が安い 故に貯金ができる、いい生活ができるからだ。(だからカナダは医者不足)

まぁ、事実だから否定はしない。
若い頃は(今もまだ若いつもりだけど)、アメリカへ行くのもありかな、って思った時期もあったけど、総合的に考えると、「やっぱり、カナダがいい」と思ってしまう。
なぜ? やっぱり、緑さんの言う「医療、教育、治安」だなぁ。

YWにも「アメリカへいくってのどう?」って聞いてみた時期がかなり昔にあったけど、YWも同じような答えをした。
特に医療保険は、深刻。 医療保険加入のベネフィットは、そこそこの会社でないとないらしいし、個人で払おうものなら、年間80万円(ファミリー)かかるらしい。ひえ~!
たとえば、医療保険のベネフィットの会社に入れたとしても、退職後まで保障してくれるかどうかは?だしね。治安もね、銃の携帯が許可されてるってことは、だれでも銃を持ち歩けるってことだし、いつ、どこで銃犯罪に巻き込まれるか分からない社会って、やっぱり 不安。

その点、カナダは 銃の所持には登録が必要で、基本的に携帯することは違法。医療制度も国民皆保険で、基本的には無料で医療が受けられる。(そのかわり、長く待たされることはいつものことだけど)
教育にしても、アメリカに比べたら水準が高い。だから、税金が高いんだけど。

二昔前まで、カナダは誰にでも医療保険カードを発行していた! そう、ビジターにも。
だから、アメリカの国境に近い街では、病気になると カナダに来て、カナダの病院で無料で診療を受ける人が沢山いたらしい。
当然のことながら、カナダは財政が苦しくなる。そこでやっと、医療保険制度が改定されて、カナダ国民、永住者と就労ビザ保持者(とその家族)にのみ医療保険カードが発行されるようになった。まだ、ほんと20年位前の話。 お人よしの国だったんです、カナダ。お人よしは、付け込まれて馬鹿を見るのよ。

物が少ないってのも、理由がある。
また、日本語学校の母友から聞いた話。その母友、Mさんは、二世の日系カナダ人。日本語はほぼパーフェクトに話せる。そのMさんは、アメリカの食品会社のカナダ支社で、主に原料、材料の分析などを行ってるらしく、色々 興味深いお話を聞かせてもらった。
曰く、アメリカで使われている食品の材料、原料の中には、カナダの厚生省が定めるスタンダードに当てはまらない(規定外)のものが多くあり、カナダに輸出するには、カナダの規格に合うものを作らなくてはならない。しかし、カナダは他の外国(たとえば、日本や中国)に比べたら、マーケットが小さいため、その小さいマーケットのために経費を費やすことは会社にとって得策でないため、カナダ向けのものは作られないといったことは、少なくない。
チーズ、バター、牛乳といった乳製品は、アメリカからの輸入は認められていないため、かのアメリカの有名ブランドのクリームチーズは、カナダに工場を建て、そこで国内産の牛乳、生乳から作られている。

なるほど。つまりは、アメリカよりもカナダの方が食品に対する規制が厳しく、安全性が高い。しかし、故に 物が少ない原因のひとつなわけ。
酪農品に関しては、国内の酪農業を保護するための処置らしいけど、それゆえに 乳製品が高いのか。。
確かに、この処置がなければ、どんどん アメリカから安い乳製品が入ってきて、カナダの酪農業は破綻する。。。日本の農業と一緒だ。

治安もカナダは田舎だからか、悪くない。大都会トロントでも、夜一人で歩いていても、それほど怖くはなかった。もちろん、治安のいい場所、悪い場所ってのがあるけど。
昔、ワーホリが終わってすぐの頃すんでいたシェアアパートが、とても治安の悪い場所にあった。難民が多くすむ地域で、低所得者用のコープアパートが沢山ある地域。でも、真夜中とか一人で帰ってきても、それほど 危険を感じることはなかった。
姉がロスに住んでいた頃、何度か遊びに行ったけど、治安の悪い場所を車で通るとき、姉や義兄に「ここでは絶対に窓を開けないで」と言われたことがある。少なくとも、大都会トロントではそういうところはほとんどない。時々、男の人だけが車に乗っていると、女の人が勝手にドアを開けて乗り込んでくるっていう地域はあるけど。

ガイド時代、よくお客さんに「アメリカとカナダって、同じでしょ?」って言われたことがある。
多分、一般的にはそう思われるんだろうな。。。カナダってアメリカにかなりの部分、経済依存しているし。。。でも、違うんです。何が違うっていわれたら、長くなるけど。
カナダ人の中には「アメリカ(人)嫌い」が結構いる。多分、私もその一人。
ロスへ行ったとき「カナダに住んでる」って言ったら、いきなり上から目線になられたり。。。
っていうか、第一、入国管理官のあの態度は何~?

アメリカは、遊びに行くには楽しい国。買い物するのに楽しい国。でも、暮らすのはカナダの方が安心。私は勝手にそう思ってる。税金高いけど。。。万歳カナダ!
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by forterie | 2011-02-03 23:19 | カナダの話

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