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自動車保険配布スキンパーツ1 子供の教育

2月もそろそろ終わり。日本では受験シーズンって感じなんでしょうかね。。。
私には、姪が1人、甥が5人いる。 そのうちの3人が今年受験。
受験生達の1人、姪の月子と最近、スカイプをするようになった。

月子は私のすぐ上の姉、さっちーの長女で、今年大学生になることがもう決まっている。でも、まだ本命の発表が終わってないから、まだ一応「受験生」。月子の弟、イチローは今年高校受験。
今、岐阜県の公立高校の入試には、「特色化選抜」って言うのがあって、まず定員の50%を取って、残りの50%を一般入試で取るらしい。イチローは、残念ながら、特色化選抜で不合格となってしまい、今 一般入試のために勉強中。もう1人の受験生、一番上の姉、ちーすけの長男のトラオは特色化選抜入試は合格したけど、本命には不合格。
男二人は、人生初の挫折を経験したようだ。。。 しかし、長い人生、挫折の繰り返し。少々挫折を感じても、それを乗り越えていく強さの方が、生きていくには大切さ!

教育と言えば、うちの子供たち。3年生のじゅるりんは、要領がよくて、それ程 お勉強しなくても、そこそこの成績を持って帰ってくる。女の子ってのもあるけれど、語学もよくできる。今のところ、英語もフランス語も平均以上。まだ3年生だし、あまり心配していない。
問題はケンタ。

子供がまだ小さい頃、「英語なんて、学校に行きはじめれば、外で覚えてくるから、家で特別な今年なくても大丈夫よ」って言われた。が、それは低学年までの話。小学校も高学年になれば、数学や理科、社会でどんどん難しい言葉が出てくる。両親が普通に英語を話している家庭の子供ですら、「英語」は難しくなってくるのに、それがうちのような移民家庭になったら。。。。

ケンタも1年生はよかった。2年生の3学期頃から成績が下降線を描き始め、3年生の時には、先生から何度も電話がかかってきて「子供には限界ってのがあって、特に語学に関しては、持ってるキャパシティーが子供それぞれありましてね。。。 もしかして、ケンタの場合は 4ヶ国語ってのがネックになっているのかもいれませんね」と暗に 日本語かフランス語か、どちらかを諦めなさい的なことを言われたりもした。。。
4年生の時は英語の先生には「まぁ、こんなものですよ。ケンタはがんばってますよ」をホッと胸をなでおろし、でも仏語の先生には「平均以下です」と突きつけられたりもした。そして、5年生、どうにか、どうにか 追いつき始めてきた。。。それでも、まだまだ。。。

ケンタとじゅるりんの通う小学校は5年生で卒業。ケンタは今年の6月、卒業。このままフレンチイマージョンの中学へすすみたいケンタ。そのためには、今以上、それ以上がんばらなければならないのよ。「今のままだと、フレンチの中学へ行っても、ついて行けないから、もっともっとがんばらないとだめなんだよ」と言っても「分かってる」しか返事しないケンタ。
とりあえず、6年生はこのままフレンチの中学へ行かせることにした。でも7年生からは、ケンタの語学の成績次第。
語学ができないと、他の科目にも影響する。(現にケンタは英語の意味が分からず、算数や理科の成績がぼろぼろだったことがあった)
算数や理科は教えてあげられても、英語やフランス語は教えてあげられないし、算数や理科も、フランス語で持ってこられたら親がお手上げ!

子供が小さいうちは、確かに吸収する速度も早く、量も多い。だから、特別なことをしなくても、子供は自然に言葉を覚えていく。でも、高学年になってくると、本人の努力が必要になってくるよ。
両親が英語を母国語としない場合、どうするか。。。? うちの場合、本を読ませる。とにかく本。

ケンタの語学が、緩やかながら、追いつき始めたのは、多分 ケンタが無類の本好きが理由のような気がする。英語、仏語、日本語。。。言語関係なく、本が大好き。英語のある長編小説をこよなく愛するケンタ。 その読書の量がやっと報われてきたのかもしれない。

繰り返すようだけど、学校や外で英語を覚えるから問題なし!ってのは、低学年まで。子供は親の会話をちゃんと聞いている。だから、両親の母国語が英語の家庭の子供の語彙力は、そうでない家庭の子供のそれとは断然に差があるのよね。それをどう補うか。。。
それが高学年の課題だと思う。

by forterie | 2011-02-26 20:10 | 私のこと、家族のこと

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